ビル・ゲイツについて
ビル・ゲイツは
世界に影響力をもつ人物としてとても有名ですね。
彼の発言一つでは
世界の仕組みが変わるほどの影響力さえ持つといえます。
未来予言として
有名なものから
これから実現する可能性のあるものなど
備忘録としてまとめてみました。
アメリカ合衆国の実業家、慈善活動家、技術者、プログラマ、作家。
マイクロソフトの共同創業者兼元会長兼顧問、ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同創業者兼共同会長。カスケード・インベストメント共同創業者兼会長、コービス共同創業者兼会長、bgC3共同創業者兼会長、
マイクロソフトリサーチ共同創業者兼会長、テラパワー共同会長、リサーチゲート共同創業者兼名誉理事長。称号はイギリス女王より名誉騎士(名誉大英勲章ナイト・コマンダー)、
旭日大綬章、立教大学及び早稲田大学より名誉博士を贈られている。シルバー・バッファロー章、アメリカ国家技術賞、メアリー・ウッダード・ラスカー公益事業賞、
ジェファーソン公共サービス賞、テック・アワード、大統領自由勲章も贈られている。アメリカの雑誌であるフォーブスの世界長者番付で、1994年から2006年まで13年連続の世界一となった。
2006年の個人資産は推定530億ドル(日本円で約6兆2000億円)で、
2007年、ビル・ゲイツの資産は、さらに50億ドル膨らんで資産総額580億ドルとなった。「ビル&メリンダ・ゲイツ財団 (B&MGF)」の活動では
途上国のエイズ・マラリア・結核の根絶や教育・貧困・保健・介護・識字・子育て
・疲労・無戸籍者・認知症・ワクチン・自殺・人間ドック・引きこもりの水準の改善などに尽力している。
ビル・ゲイツと新型コロナウイルスについて
2015年のTEDで
「もし次のパンデミックがきたら?」では
このように語っています。
00:35
いま 最大の世界的危機は こんな姿はしておらず 代わりにそれはこのようなものでしょう もし1千万人以上の人々が 次の数十年で亡くなるような災害があるとすれば それは戦争というよりは むしろ感染性の高い ウイルスが原因の可能性が 大いにあります ミサイルではなく 微生物なのです その理由の一つは これまで 私たちは核の抑制に 巨額の費用をつぎ込みましたが 疫病の抑制システムの創出については 殆ど何もやって来ていない事です よって 私たちは次の疫病の蔓延への 準備が出来ていないのです04:15
次はそう運に恵まれないかもしれません ウイルスの中には 感染していても症状が無く そのまま飛行機に乗ったり 市場に行ったりするケースもあります ウイルスの感染源はエボラのような 自然由来の疫病だったり バイオテロでもあり得るのです よって シナリオが劇的に 悪化する理由は色々とあるのです04:36
この 空気感染によりウイルスが 広がるモデルを見てみましょう 1918年のスペイン風邪の例です このような事になりました 猛烈な勢いで 世界中に瞬く間に蔓延し 3千万人以上の感染者が死亡しました これは危機的な問題です 深刻に捉えなければなりません05:01
しかし実は 私たちは優れた 対策システムを作ることが出来るのです 私たちには既に活用出来る科学や 技術があるのです 私たちは携帯電話で 公開された情報を得て また逆にこちらから情報を発信出来ます 衛星画像により人々の居場所や 移動する様子を知ることが出来ます 生物学における発展のお陰で 病原体に応じて薬やワクチンを 作る時間が劇的に短縮出来ます 病原体に応じて薬やワクチンを 作る時間が劇的に短縮出来ます 私たちにはツールがありますが これらは世界規模のヘルスシステムの 中に組み込まれなければなりません そして危機に備えた体制づくりが必要です
そして
ビル・ゲイツは新型コロナウイルスについて
このように語っています。
2022年までコロナウイルスの再拡大のリスクはある」と警告した。
「我々が他国のコロナ収束にも協力し、米国内でワクチンの高い接種率を確保しない限り、
2022年初旬までコロナ再拡大のリスクはある」「新型コロナパンデミックは、信じられないほどおぞましい悲劇だ」と前置きしながら
「我々には唯一であるが信じることのできる“ワクチン”という味方がいるので、
結局 このパンデミックを終息させるようになる」と予想した。また「2022年末には、我々全てが基本的また完璧に以前の正常な状況へと戻ることができるだろう」と楽観した。
さらに
新型コロナウイルスの次には
さらにバイオテロが起きるという。
「パンデミックに関連して、みんながあまり話したがらないのは、
バイオテロのことです。大きな被害をもたらすために、改変ウイルスが利用されるかもしれません」と語る。彼によれば、新型コロナのような自然発生的なウイルスよりも、
人工的なウイルスの方が大流行する可能性は高いだろうという。「次がいつになるのか分かりません。それがインフルエンザなのか、コロナなのか、あるいは未知の新型ウイルスなのかも分かりません」
ビル・ゲイツの未来予言について
90年代からさまざまな場所で
意見を述べています。
その中で
実際に実現されたこと
当たった内容をみていきます。
●価格評価サイトの隆盛
●スマートフォンの出現
●オンライン上での支払い
●IoT(モノのインターネット)の出現
●SNSの普及
●ネットフリックスなどのオンデマンド
未来に実現可能な内容については
このようなことをいっています。
●教科書のオンライン化
「高校で代数を学ぶとしよう。方程式の解き方についての教科書の章をただ読むのではなく、
オンラインで説明文を読み、とても引き付けられるような解説ビデオを観て、
考え方を補強するゲームで遊ぶことができる。次にオンラインでいくつかの問題を解くと、
理解が足りなかった分野に特化した新しい問題をソフトウエアが自動生成してくれる」
●気候変動によってマイアミビーチが消滅する
「海面の上昇で、例えば大洋に近い幾つかの個所が完全に水面下に無くなってしまい、
マイアミ市は、今日の様相とは全然異なる姿に変わるだろう。
現在望める美しい浜辺等は完全に消え去るであろう」
ビル・ゲイツの「13年以内に起きる7つの未来予言」について
以下
1、「15年後、3300万人が感染病により1年以内に死ぬ」
ミュンヘン安全保障会議での発言。空気感染する病原菌が、突然変異、事故、テロリストによる生物兵器の使用などにより、世界中にばら撒かれる危険性があるという。
中世ヨーロッパを襲った黒死病(ペスト)はヨーロッパ人口の3分の1が死に、1918年に発生したスペイン風邪では5000万人~1億人が死亡した。衛生環境が整った現代では爆発的な感染拡大は起こりにくいように思うかもしれないが、大都市への人口集中により、むしろ感染病の拡大が深刻な被害をもたらすとの見方もある。
2、「食糧生産においてアフリカ諸国が自給自足を実現する」
ゲイツ氏によると、構造変化によりアフリカの食料自給率が100%になるという。ゲイツ氏が挙げている理由は3つ。
1つ目に、改良された肥料や穀物による生産効率の劇的な向上が見込まれること。
2つ目に、各種インフラが整備されつつあること。たとえば、ガーナでは高速道路が拡張され、生産地から消費地への輸送が容易になり、セネガルでは高速道路のチェックポイントを廃止することで渋滞を回避している。
3つ目に、携帯電話やスマートフォンが普及し、気象予報や市場価格などを容易に調べることができるようになったことを挙げている。
3、「モバイルバンキングが貧困者の生活に劇的な変化をもたらす」
自身のブログ「gatesnotes」の年報での記述(2015年)。電子バンキングの発達により、「2030年までに銀行口座を持たない20億人の人々が携帯やスマホで預金の管理や支払いをするようになる」と語っている。
4、「2035年、貧困国はもはや存在しない」
ゲイツ氏は世界が急速に変化していることを指摘。自身の半生を振り返るだけでも、ソビエト連邦と米国の冷戦時代から現在までに多くの変化が世界で起こったことから、世界には自ら変化する大きな潜在能力が備わっているという。その変化のひとつとして「2035年までに貧困国が無くなる」と予想しているのだ。
ブログ「gatesnotes」に掲載した2014年の年報では、「援助とは素晴らしい発明品です。そして我々はもっと援助をしていかなければなりません。世界中の人々の命を救い、改善する効果的な方法です」と記している。
5、「2030年までにクリーンエネルギーに革命的なブレイクスルーが起こる」
2016年にゲイツ氏が予言した内容によると、具体的な再生可能エネルギーに言及してはいないものの、若い人々への投資により、エネルギー問題が解決すると信じているとのことだ。ゲイツ氏はすでに、あらゆるテクノロジー分野に20億ドルの投資をしている。
6、「機械化により膨大な量の仕事が失われる」
米ニュースサイト「Quartz」のインタビューで、人間の労働力はロボットに取って代わられると発言。しかし、ロボット税を課すことで、高齢者の援助や子どもが関わる仕事など、人間だけが行える仕事の創出が期待できるという。
7、「2019年までにポリオ(ポリオウィルスが引き起こす急性灰白髄炎)が根絶される」
2013年にブログ「gatesnotes」の年報で発表、ポリオの流行が減少していることを指摘。ポリオ根絶の鍵として「計測」を挙げている。曰く「問題がオープンに議論できる環境を整えることに加え、正確な計測も必要。そうすることで、何が効果的であるか実際に評価することが可能になる」とのことだ。
参考:「Futurism.com」、「Business Insider」、ほか
コロナウイルスよりも危険な大災害として予言していること
ゲイツ氏、気候変動との戦いに15億ドルを拠出=WSJ: https://t.co/s46k3W8WQs @sputnik_jpより
— ISKIS (@sirius_alchemy) August 14, 2021
実は最近
大気汚染は新型コロナウイルスの世界的大流行と同じくらい破壊的であり、
さらにはもっと危険である可能性があるといっている。
ゲイツ氏は気候変動の影響について、
その致死性は2100年までにコロナウイルスの5倍になる可能性があると指摘している。気候温暖化でロシアの永久凍土から危険な古代の細菌が放出されるリスク
ゲイツ氏は、数十年後に環境関連のグローバルな危機が世界を震撼させるとの見方を示している。
ゲイツ氏は、死亡率と経済的困難の増加が人類を待っていると考えており、
「(新型コロナの)パンデミックは恐ろしかったが、気候変動はさらにひどい恐れがある」と指摘している。同氏は、環境が悪化した場合、
人々の死と経済問題は新型コロナのパンデミックよりも長期間にわたって人類を苦しめることになるとの見方を表している。